2006年6月22日 14:40 人が喜ぶ理由、頑張る理由

以前ある大手の食品会社の管理職研修をさせていただいた時のことです。
参加者の皆さんと研修の昼休みに食事をしました。
そのとき私の前に座ったのは、定年を間近に控えた営業部の部長でした。
彼は、こう言いました。

わたしのビジネス人生に幾たびか幸せなときがありました
その時は必ず良い上司がいました

これは40年近くビジネスの世界にいた彼の言葉です。
職場の上司にとっては、重たい言葉だと思います。

以前私は研修で次のようなテーマを扱ったことがあります。

人はどんなときに喜ぶのか
そしてまた
人はどんなときに頑張ろうとするのか

現場のビジネスマン達の生の声を聞きたいと思い、フリーディスカッションをしてもらいました。大きな模造紙に色んな意見をどんどん書いてもらい、最終的に半日かけてまとめていきました。するとこういう結論になりました。

まず、人はどんな時に喜ぶのか。
それは、褒めてもらいたい人から褒めてもらったとき
あるいは、認めてもらいたい人から認めてもらったとき

そして、人はどんな時に頑張るのか。
自分を理解してくれている人がいて、その人の信頼を裏切りたくないと思ったとき

という結論になりました。その時印象に残ったのは、喜ぶときも頑張るときも、収入や昇進はそれほど関係なかったということです。

私には上司がいます。
それは青木社長です。青木社長は、時々私に対してこう言います。
「佐藤さんの気持ちは分かっていますよ。佐藤さんと私はパワーパートナーです。信頼しています」

私は2003年の10月に私が社長を務めていた東京と札幌の会社を社員に譲渡して、そして一役員としてアチーブメントに入社しました。青木社長から、
「アチーブメントに来ませんか」
と声をかけていただいたわけですが、さすがに迷いに迷いました。1年以上かかりました。そしてアチーブメントで、今仕事をさせていただいています。
アチーブメントに入社して2年と約半年の月日が流れました。

私は今、ほとんど週20日以上色んな会社の研修や講演に入っています。
もちろん私の仕事は研修だけではありません。
法人部門の営業を見たり、JPSAのサポートをしたり、トレーナー部門を統括したり、また役員として会社の経営に関わる様々な意思決定があります。
そしてまた、社員を力付け、そして彼らを理解することも大きな仕事になります。
以前自分で会社をやっていた時とは比べ物にならないほど、忙しく、ハードな日々を送っています。
以前自分でやっていた時は、ほとんど個人会社に近い会社でしたので、毎月7、8回はゴルフに行き、自分のスケジュールも自分自身で全て決めて、好き放題にやっていました。
アチーブメントに入社する前の生活が懐かしくないかといえば嘘になります。
時々、懐かしいという感情が沸き起こってくることも確かです。
しかし、私は今もっともっと頑張りたい、と思っています。

それは、私を理解してくれ、信頼してくれている青木社長や、社員達、沢山の卒業生がいるからです。
人はどんな時に頑張るのか。
「自分を理解してくれている人がいる、その人の信頼を裏切りたくない」
そう思うとき、確かに、「頑張ろう」という大きな力が湧いてきます。

私は、アチーブメントでずっと頑張っていこう、そして少しでもお客様のお役になっていこうと決めています。
それは、私には良い上司と素晴らしい社員がいるからです。そして何より私を信頼してくれている多くのお客様がいるからです。

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コメント(3)

「人はどんなときに頑張れるのか?」
大変参考になりました!
子供との関係にも、大いに活用させて頂きます!
英郎先生の表現は、いつも人間味にあふれ、温かい気持ちになります。
いつも応援しております。

どんなときにがんばれるか?私の場合は、子供の笑顔を
見てるときです。私がすることを疑わないで心から信じて
応援してくれる笑顔を、見ると力がわいてきます。
理解してくれる人がいる、それだけで嬉しいです。

この度、英朗先生の研修に参加させて頂いた者(途中まで「いつもムズカシイ顔をしているっ」と指摘されておりました。)

「人はどんなときに頑張れるのか?」

私の(今の)答えは「お尻に火がついた時」です。
崖っぷちに追い込まれてからが、私の【本領発揮】だと思っています。

しかし、これはとんでもない勘違いかもしれません・・。

ヘタしたら本当に「お尻についた火が燃え上がって真っ黒こげ」「崖から落ちて谷底へ」なんてことになってしまうので、


これからは、「いよいよになる前」に、<人との約束>を精神的支柱にして頑張っていきます。

今後もブログ楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

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