2006年9月 6日 19:38 ひとつのことを極める

女優の森光子さんが主演する舞台、『放浪記』が
4日丸の内の帝国劇場で行なわれました。
この日で講演回数が通算1800回を迎えたそうです。
森光子さんは61年の初演以来、主人公の林芙美子役を演じ続け、
一つの作品の主演記録を更新中です。
61年が初演なので、47年間演じ続けてきたことになります。
森光子さんは現在86歳です。
86歳の今もなお放浪記を演じ続けているのです。

継続は力というが、そんな生易しいものではないでしょう。
ひとつのことを47年間もやり続け、しかも今もなお多くの観客を魅了する。
その彼女の魅力には頭が下がる思いです。

人はなかなかひとつのことをやり続けようとはしません。
ある程度できるようになってしまうと別のことに手を出し、
またある程度できるようになってしまうと、また別のことに手を出そうとします。

ひとつのことを極め、さらにそれを深堀していくことは
なかなかできることではありません。

私も人材育成トレーナーになってまだ24年しか経っていません。
私は現在55歳(10月13日で56歳)。森光子さんの年齢まであと30年あります。
私が森光子さんの年齢になったとき、一体何をしているでしょう。
まだ健康でそしてまだトレーナーとしての仕事をやることができているでしょうか。
私には昔から一つの思いがありました。
それは、早く50代になりたいということでした。
私は31歳から企業研修のトレーナーという仕事を始めました。
当時私は少し若く見え、20代に見えました。
そうすると参加者の40代や50代の管理職から野次られたり、
あまり話を聞いてもらえなかったりすることが多々ありました。
そんなとき、早く50代になりたいと心から思ったものです。

今50代になってみてあらためて思うことがあります。
生涯に渡って人を力付けることができる存在でありたいということです。
自分の生き方が、そして自分の存在そのものが多くの人を勇気付けることができる、
なんとすごいことでしょう。
そんな存在でありたいと心から思います。
86歳になってもなお矍鑠(かくしゃく)として、
人材育成トレーナーとして人を力付け、勇気付ける存在であったとしたら
どんなに素晴らしいことでしょう。
森光子さんを通して自分の将来を考えてみました。

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コメント(1)

続けるって難しいですよね。
習慣にならない限り・・・・。

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