2006年9月18日 20:36 健康のありがたさを実感した日

昨年、2005年9月14日はわたしにとって忘れられない日です。

その日わたしは船橋のクロスウェーブという施設で
大手製薬会社の管理職研修をリードしていました。
研修は2日間で前日13日が9時から21時まで
2日目の14日が9時から17時までという日程でした。
12時~13時までが昼食で、昼食が終わって13時から午後のセッションが行なわれました。
その頃から下腹部に痛みが走り、どうも調子がおかしいのです
受講生とやり取りをしながら研修を進めていきましたが、
14時くらいになると激痛が断続的に起こってきます。
おかしい。こんなことはもちろん初めてでした。
食中毒かと思い何回かトイレに駆け込んだのですが
受講生と同じものを食べていて、私だけが食中毒ということはありえません。

痛さはやむどころかだんだん増してきます。
14時くらいになると、もう相当痛くて、時には我慢できない痛さが走ってきます。
しかし、受講生にそのことを悟られるわけにはいきません。
私もプロとしての意地がありますので、通常通り研修は5時ちょうどに終えました。

その後は、人事の方のお誘いもご辞退させていただいて、
一足飛びに車へ飛び乗り、自宅へと向かいました。
途中でも痛くて、パーキングで休み休みしながら、自宅へ着いたのは午後8時。
すぐ部屋で休みましたが、痛さは小さくなるどころかますます大きくなってきて、
なおかつ手が震えてきました。そしてすぐ救急病院へ連絡してもらいました。

自宅のすぐ近くに救急病院があり、そこの夜間診療に入りました。
22時くらいに診てもらったのですが
お医者様からは「盲腸です」という診断でした。
しかも腹膜炎も起こしかかっているため、このまま即入院し、
明日の朝8時半から緊急オペを行ないます。ということでした。

しかしながら冗談ではありません。
次の日の15日からはダイナミックアドバンスコースが入っており、
その後も研修がずっと続いています。
お医者さんに薬で散らしてもらうことを懇願し、
入院することはできないと訴えましたが、
お医者さんは腹膜炎を併発しかかっていること、
もしこの腹膜が破裂すれば2ヶ月以上の入院になる可能性のあること、
破裂してそれによって死んでしまう人もいるということ、
緊急事態であり、放置できないということ、などを考えて
即入院しか方法はないという厳しい言葉でした。

その後腹を決め、社長に連絡しました。
社長は深夜の1時過ぎに病院に来てくれました。
そして、社長にご報告をし、
その日から始まるダイナミックアドバンスコースは中止にすること、
その次の週のダイナミックアドバンスコースも中止にすること、
その間に入っている合計8本の研修や講演も中止ないし延期にすることを決めました。

そして次の朝8時半から緊急オペが始まりました。
私は見なかったのですが、女房と子どもが切り取った腹膜を見たそうで、
もう破裂しかかってぐちゃぐちゃになっていたということでした。
まさに、すんでのところでの手術となりました。
結局お医者さんから約15日の入院と言われましたが
一週間の入院で家に帰ってきました。
その後家で療養し、結局10月からの復帰ということになりました。

今年の9月14日は65期ダイナミックアドバンスコースの初日でした。
初日に参加者の前に立ったとき、「昨年はこの日に手術し、入院したんだなぁ」
という思いが脳裏をかすめました。
健康であることがいかに大切か。
青木社長がおっしゃるように、健康は全てではありません。
しかし健康を失うとすべてを失います。
本当にそのことを実感した日々でした。

昨年の入院の時にはお客様や関係者の方、社員の皆さんに多大なご迷惑をかけました。
私のトレーナー生活24年の中で病気や怪我で研修に穴を開けるというのは
初めての体験でした。
今まで何百回と講演会や研修をしてきましたが、
一日たりとも遅刻や欠席をしたことはありません。
もちろんそれはプロとして当然のことです。
第65期ダイナミックアドバンスコースは3日間素晴らしい体験で締めくくることができました。
あらためて健康である事に感謝し、自分が健康で研修をリードし続けることの決意をあらたにしました。

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