悪口を言う人で信頼される人はまずいません。
悪口や愚痴、批判などは話していて楽しいものです。
だからついつい言い出してしまったり、
人の言うことに同調してしまったりすることが多いです。
ある会社の管理職研修の懇親会で、
たまたまある管理職の人に「おたくの会社の社長はどんな人ですか?」と尋ねました。
すると彼はとうとうと社長の悪口、会社の悪口を言い始めたのです。
実はウチは同族経営なんですよ。
社長はワンマンで我々の話は聴きません。それにあまり経営能力もないんです。
どうぜこの会社にいたって、先は知れています。
社員はみんな諦めていますよ。
言い出したら止まりません。
きっと彼は同じことを色んな人に言っているに違いありません。
聴いていると辟易してしまいます。
会社の悪口を言うのは、我が身の恥をさらすのと同じです。
私が彼に「そんなに悪口を言うなら、会社をやめたらどうですか?」と言うと
彼はよほど驚いたらしく、「えっ」と言って口ごもってしまいました。
私は一生懸命研修に参加してくれた彼に関して
信頼の気持ちはすっかりなくなってしまいましたし、
またそう言われている社長さんに対してもあまり良い印象を受けなくなりました。
人の悪口を言って得られるものは何もありません。
失われるものばかりです。
特に上司は部下に会社の悪口や愚痴を絶対言ってはいけません。
部下は間違いなくあなたに対する信頼感や尊敬の気持ちを失うはずです
やる気のある部下はあなたの元から去り、愚痴や文句を言いたい部下が
あなたの元に集まってくるでしょう。
もし、どうしても悪口や愚痴を言いたくなったら
それを課題に言い換えていくべきです。
「うちの会社は我々の意見を取り上げてくれない」と言いたくなったら
「取り上げてもらうにはどうすればいいか」と言い換えてみましょう。
「上は自分のことしか考えていない」と言いたくなったら
「部門間の協力体制を作るにはどんな方法があるだろうか」と言い換えてみましょう。
悪口や愚痴、批判をやめるには、かなり意識的に変えていく必要があります。
もし、部下がそれを言ってきたら静かに聴いてあげるのがいいかもしれません。
そして必ず、「では君はどうしたらいいのか」と建設的な提案に変えてあげましょう。
ともかく、リーダーは無責任な悪口や愚痴と関わるべきではありません。
それは責任のあるリーダーのするべきことではないのです。



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同感です。最近、生まれて初めて人の悪口を他人に話しました。えらい目にあいました。やっぱり自分に返ってきましたね。もう、言いません。