私はこの10年間ほど、人に対して怒鳴ったり怒ったりしたことがありません。
「腹を立てない」と自分で決めているからです。
もちろん、腹を立てたり怒ったりしたくなることも時にはあります。
しかし、今までの私の経験では、人を怒鳴ったり、腹を立てたりして
うまくいったケースはまずありません。
その時にはうまくいったかのように見えても、後になってみると自分が間違っていたり、
相手を傷つけてしまったり、本当に伝えたいことが伝わらなかったりすることがほとんどです。
「どのようにして感情をコントロールしているんですか?」と聞かれることがありますが、
一番良い方法は、目的は何かを考えることです。
誰かと話している最中に怒りたくなっても、ぐっと抑えて、
「ここでこの人と話をする目的は何か?」と考えるのです。
多くの場合、目的は、その人と良い関係を築くことだったり、
円滑にコミュニケーションを取ることだったり、
共に成果に向かっていくことだったりします。
そうすると、腹を立てたり怒ったり怒鳴ったりするよりも、
もっともっと効果的な方法があると分かります。
それは何かというと、話し合うことです。
相手の思いを聞き、そしてこちらの想いを忍耐強くしっかりと伝えていく。
確かにこれは時間のかかることです。
一度話しても分かってもらえなかったら、また話し合いの時間を取る。
そうして、何度も話し合う時間を取ることを忍耐強く続けていきます。
話し合うことで、相手の気持ちや相手の思いを深く受け取ることができます。
そこで怒鳴ってしまったり怒ってしまったりすると、
貴重な相互理解の時間が失われてしまいます。
腹を立てるよりも大切なことは、
自分が目的のために何をしなければいけないのかを冷静に考え、行動することです。
冷静に話し合えば、大抵のことはうまくいきます。
相手の気持ちが分かり、こちらの気持ちも汲み取ってもらうことができるのです。



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