
幕末の蘭学者 緒方洪庵(おがたこうあん)に関する本を読んで考えさせられた。
緒方洪庵は、蘭学者、教育学者としても名高く
彼が開いた適塾には全国から若き秀才が集まった。
そして幕末、維新の日本をリードする多くの人材を育てた
彼は元々武士の家に生まれたのだが
13歳の時日本で初めてのコレラが大流行し、たくさんの人たちがあっという間に
コロリと死んでいくその姿を見ながら、彼は尊い命を守るための仕事をしたい、
医学を究めたい、と決意するようになった。
そしてその後、彼は江戸時代に本格的な西洋医学を導入し、多くの人の命を救い、
それだけではなく教育を通して多くの人材を育てた。
その洪庵が医者の為の12か条の訓戒を作っている
医学を志すものの心構えを謳ったものである
その最初の3か条にはこう謳われている
1.医者はこの世に存在しているのは、ひとえに人のためであり、自分自身のためではない。
有名になろうと思うな。利益を得ようとするな。人を救うことだけを考えよ。
1.病人に向かったならば、ただ一人の患者として見よ。
貴賤貧富(きせんひんぷ)で患者を差別してはならない。
1.医術は、患者のために施すものであって、決して患者を実験台にしてはならない。
明快な医師としての倫理規定である
洪庵自身が一人の医師として生涯にわたって貫いた精神でもある
そしてこの教えは後の医学界に大きな影響を与えた
これを読みながらトレーナーとしての倫理
トレーナーとしてはどうあるべきか
そして経営者としてはどうあるべきかをつくづく考えさせられた。
私はトレーナーとして多くの人の前でプレゼンテーションさせていただいているが、
まだまだどこかで自分自身に意識が向いているように思う。
また、有名に成りたい、もっともっと自分自身がメジャーになって行きたい
そんな気持ちもまだまだ強い。
もっともっと我を押さえてお客様の為に、そして何よりアチーブメント社を
必要としてくださっている多くの受講生のためにもっともっと精進していかなければ
ならないと思う。
弊社アチーブメントではアチーブメントピラミッドという教えがある
目標から上に生きるのではなく、〝人生理念〟そこから生きることだ
もう一度自分自身の人生理念を深く見直してみる良い機会になった。
*適塾=後に大阪大学へと発展した*



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