秋葉原のUDX という研修施設で読売新聞の研修を終えた後、
どうしても行ってみたい場所があった。
それは、秋葉原から一駅の御茶ノ水にある私の母校
明治大学前の坂を下ったところにある。

「古瀬戸」という小さな喫茶店である。

この喫茶店は27年前にできた。
私が30歳の時だ。
私は、大学3年から弁護士になりたくて司法試験を受け続けた。
そして10回挑戦して、合格せず30歳で断念した。
30歳の時、出来たばかりの「古瀬戸」によく行った。
いつも、指定席のカウンターの端に座って、ポケットに手を突っ込み、
背中を丸くしてカップに注がれたコーヒーをじっと見つめながら
考えごとをしていた。

司法試験を辞めるべきか続けるべきか、
自分のこれからの人生、母のこと父のことなどなど・・・
人生で最ももがいていた時かもしれない。
いつも、堂々巡りで結論は出なかった。
久しぶりに行った古瀬戸は27年前と少しも変っていない。
今、自分にもっともっと挑戦してゆきたいと思っている。
アチーブメントをどうしたら、日本一の会社に出来るか。
もがき、悩まなければならない。
私の「原点」を見て、そう思った。



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