2006年10月17日 10:22 リーダーシップとマネジメントの違いとは?

長い間リーダーシップ研修をやっていて、つくづく思うことがあります。
多くの人はリーダーシップに関して誤解をしているということです。

よく私は研修の中で受講生にこんな質問をします。
「皆さんはリーダーシップを発揮していらっしゃいますか?」

すると、中堅社員研修ではこんな答えが返ってくることがあります。
「私はまだリーダーシップを発揮する立場ではありません」
「私にはそんな肩書きはありません」
「会社は私にリーダーシップを発揮することを期待していません」
これはリーダーシップに関する誤解です。
リーダーシップには色んな意味がありますが、
基本的には「人に対する肯定的な影響力」のことをいいます。


組織を持続・発展させるための必要な要素に、
マネジメントとリーダーシップがあります。
マネジメントとは一般的には人を管理監督することです。
これは肩書きや地位と関係しており、
通常は課長職以上の地位の人が「マネージャー」といわれます。
一方で、リーダーシップには肩書きや地位とは関係ありません。
どれだけ周りに対して肯定的な影響力を発揮しているか、
周りの人を巻き込んでいるかです。

組織の状況に応じて、リーダーシップが強く求められる場合と
マネジメントが必要とされる場合とがあります。

組織が安定した成長期に入っている場合に必要とされるのが、マネジメントです。
マネジメントは、決まりを決まり通り正しく進めていく、
つまり「物事を正しくやる」というスタンスであるため、
持続的な組織運営に欠かせないのです。
対照的に、リーダーシップは組織の成長期や変革期の
「もう一歩チャレンジする」段階で強く求められます。
そして、物事を正しくやるのではなく
自分達で何が正しいのかを判断し実行することに重点が置かれます。
つまり、変革やチャレンジが推奨されるのです。

リーダーシップを発揮する上で最も大切なのは、ビジョンが明確であるということです。
ビジョンなくして影響力を持つことは考えられません。
さらに必要なことは「責任をとる」ということです。
責めるとか任されるという意味の「責任」ではなく、
自らが源となり創り出していく、人のせいにはしないという意識のことです。

今アチーブメントは20期に入ってまさに第2創業期です。
今我社に最も問われるのは、一人ひとりのリーダーシップの集積です。
一人ひとりが会社に対して、お客様に対して責任を取る

ビジョンに向かってリーダーシップをいかに発揮し、
個々の影響力をいかに拡張していくかが問われています。
アチーブメントは若い社員が多いです。
しかし、だからといって、もし依存や甘えがあるとしたら、
それはリーダーシップを発揮しているということにはなりません。
上司のマネジメントに依存することなく、ひとりひとりが自らのリーダーシップを発揮し、責任を取り、そしてビジョンに向かって一丸となって突き進んでいきたいと考えています。

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