2007年4月11日 13:50 私の座右の書

私の座右の書は、サミュエル・スマイルズの『自助論』という本です。
“天は自ら助くる者を助く”という名言で始まるこの本は
大切なのは一生懸命働いて、節制に務め、
人生の目的を真面目に追求していくことで、
最高の教育は日々の生活と仕事の中にある、と教えています。
人間は読書ではなく、労働で自己を完成させるのです。
すなわち、人間を向上させるのは文学ではなく生活であり、
学問ではなく行動であり、そして伝記ではなくその人の人間性なのだ、と続きます。

この本は、1858年の7月にイギリスで出版されました。
今からもう150年も前のことです。
明治4年には日本版『西国立志編』と題して出版されました。
そしてこの本は福沢諭吉の『学問のすすめ』と並んで、
明治の青年達に広く読まれてきたのです。
私がこの本を始めて手にしたのは、今からもう30年も前のことです。
ある古本屋さんでふと手に取り、夢中になって読み進めました。
当時、私は司法試験の受験生で、毎日大学の研究室で勉強していました。
勉強する傍ら、どうしたら自分を高めることができるのか
どうしたら自分自身を成長させることができるのか、と日々考えていたため、
藁をもつかむ思いでこの本に飛びついたのを覚えています。

本の中には、こう書いてあります。
自助とは、勤勉に働いて、自分で自分の運命を切り開くことで、
自己実現とは、自分のやるべきことをやって、十分に食うことができるのみならず、
その結果が他人によって高く評価されることである。
そのためには、勤勉、正直、感謝以外なく、最も大事なのは勤勉だ、と言っています。
大きな夢を抱き、その夢の実現に向けて絶えず働くこと。
すなわち、“天は自ら助くるものを助く”のです。

わたしは今まで、この本を何度読み返したでしょう。
そして、この本に書かれている言葉にどれだけ助けられてきたでしょう。

アチーブメントには、4月から18名の新入社員が入社しました。
若い人たちも含めて、多くの人たちにこの本を薦めます。
この本には、人間の優劣はその人がどれだけ努力してきたかで決まると書いてあります。
何かを成し遂げようとする人にとって、暇な時間はありません。
自分の人生は、自分自身で切り拓いていくのです。
もし道がなければ、自分で道を創っていくのです。
この本は、今も私に勇気を与えてくれます。

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